Mimaの軸馬研究所

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2018チャンピオンズカップ 回顧

今回はチャンピオンズカップのレース回顧を行いたいと思います。
まずはレースのラップタイムと、簡単な流れを振り返っていきましょう。

12.8=24.0=37.1=49.6=1.01.9=1.14.2=1.26.5=1.38.2
=1.46.2=1.50.1

好スタートを切ったのは内の2頭。まずはダッシュをつけてアンジュデジールがハナを切り、2番手にルヴァンスレーヴが続く。外からはヒラボクラターシュとインカンテーションが上がってきて先団を形成。その後ろにはパヴェル、サンライズソアが続く。ケイティブレイブとミツバはこの後ろの中団馬群を追走し、さらにオメガパフューム、後方にはサンライズノヴァとノンコノユメ、そしてウェスタールンドがポツンと1頭最後方というかたちでレースが進んでいきました。1000m通過タイムは1.01.9のスローペース。

アンジュデジールがリードを保って4コーナーへ。後退加減のインカンテーションの内からヒラボクラターシュが2番手、その内からはルヴァンスレーヴが3番手。最後の直線へ。
アンジュデジールが2枚腰を発揮するなか、外からサンライズソアが猛追。内からはルヴァンスレーヴが迫り、ヒラボクラターシュも食らいつく。さらに内からウェスタールンドが追い込んでくる。残り200mからはこの4頭の争い。ルヴァンスレーヴが先頭に立ち、問題は2番手争い。サンライズソアが押し切ろうとしたところ、内からウェスタールンドがこれを交わしきる。これらに2馬身以上の差をつけてルヴァンスレーヴが完勝、という感じでしたね。


続いて、上位馬の短評と次回狙いたい馬について検討したいと思います。

1着 ルヴァンスレーヴ

スタート直後がら前目につけ、道中は2番手で先行。3~4コーナーにかけて一旦下げて、最後は後続に差をつけて優勝。Mデムーロ騎手、ルヴァンスレーヴ共に完璧な競馬ができたことでこのような結果に繋がったのだと思います。完璧すぎて何も言うことが無いほどですね(笑)。成長途上の段階でこの結果ですので、次走以降、来年以降がかなり楽しみです。お見事でした。

2着 ウェスタールンド

出遅れた訳ではなく、藤岡佑介騎手が狙って馬群と離れた最後方からの競馬を選択したように見えました。道中は鞍上と喧嘩することもなくリラックスした走り。3コーナーでも離れた最後方だったので自分も思わず、「これはダメかもしれないな」と思いましたがここからがこの馬の見せ場でした。4コーナーで内を選択すると、なんとワープしたかのように直線で一気に8番手くらいまで位置が上がり、そのあとはこの馬の持ち味の末脚を発揮。ダートでは破格の上がり3F34.4の脚で2着に入りました。
馬はもちろん凄い脚でしたが、内が開くことを見越して乗っていた藤岡佑介騎手。素晴らしかったです。今年G1初制覇とキャリアハイの数字が見えてきていて、充実の1年でしょう。これからも積極的に狙いたい騎手です。



それを考えると、サンライズノヴァの戸崎圭太騎手、ノンコノユメ内田博幸騎手の騎乗は、結果論ではありますが良いとは言えないのではないかと思います。お二方ともコメントでは「最後まで伸びてはいる」と仰っているので、ウェスタールンドの外につけて残り400mの標識を通過した辺りでインカンテーションサンライズソアの間のスペースなど、全然内が開かないということはなかったと思います。次走以降の戸崎騎手、内田騎手の騎乗に期待したいです。

そして、次走狙いたい馬は

6着 サンライズノヴァ

敗因は上記の鞍上の騎乗だけでなく、若干やはり距離もあるように感じました。こなせなくはないんでしょうけど、やはりマイルの方がより良いというのはあるのかなと感じました。そしてレース前の馬体分析にも書きましたが、まだまだ成長途上ですし、適性がドンピシャなフェブラリーSでもう一度狙ってみたいです。

9着 ヒラボクラターシュ

外枠から積極果敢に先行し、直線でも一度見せ場は作ったものの、最後は力尽きるという感じ。しかしまだまだ3歳でこちらも成長途上で伸びしろ十分。新潟、福島のような小回りのコースでも好成績を残していますし、かなり器用な印象。こちらもフェブラリーS等のワンターンマイルでも狙ってみたいなと感じました。


結果的にアンジュデジールが逃げましたが、レース前の想定通り(5F通過想定タイム:1.02.0)の展開になって、ヨーイドンの競馬になったので、軸推奨のルヴァンスレーヴ、人気ブログランキング概要覧で発表していたウェスタールンドが2着に来てくれました。的中された方はおめでとうございます。
結果に満足せず、さらに展開予想の精度を上げていきたいです。


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