2018朝日杯フューチュリティステークス 回顧
今回は朝日杯フューチュリティステークスのレース回顧を行いたいと思います。
まずはレースのラップタイムと、簡単な流れを振り返っていきましょう。
12.7=23.6=35.3=47.7=59.5=1.10.8=1.22.0=1.33.9
まず好スタートを切ったのは②グランアレグリアでした。そのまま自分のペースに持ち込むのかと思いきや外から気合をつけて➈イッツクールがハナへ。②グランアレグリアは2番手に控えました。そして3番手に⑥アドマイヤマーズがつけ、内から①クリノガウディー。先団はこのような形になりました。あとは外から⑧ディープダイバー、内に③アスターペガサスがいて、その後ろ中団に④ドゴールと⑭ファンタジストが並ぶような態勢。⑪ケイデンスコール、⑮エメラルファイトは後方からとなりました。3コーナーカーブを回っていき、800mの通過は47.7。
若干➈イッツクールのペースが上がって、2番手以下を引き離す態勢。それに伴い②グランアレグリアも後続を離し始めます。さらにはこれに⑥アドマイヤマーズも遅れまいとついていき、前がばらけるような形で4コーナーへ。
⑥アドマイヤマーズが直線入り口で②グランアレグリアに並びかけると、この2頭の争いに。残り300mの坂付近で⑥アドマイヤマーズが先頭に立つと、②グランアレグリアは進路をラチ沿いへ。さらに3番手から迫ってきた①クリノガウディーが末脚を伸ばしてこれが2着。坂を登りきっても脚を伸ばし続けて、⑥アドマイヤマーズが2馬身差の勝利。②グランアレグリアは3着に終わりました。
続いて、上位馬の短評と次回狙いたい馬について検討したいと思います。
1着 ⑥アドマイヤマーズ
スタートからスーっと先団に取り付き、道中も特にかかることなく、あの位置でもしっかり脚を溜めることが出来たのが勝因ではないかと思います。Mデムーロ騎手の折り合いをしっかりつける騎乗が印象的でした。若干追い出すのが早いんでは?と思いましたがそんなものは余計な心配でした(笑)
先述の折り合い面の長所を最大限生かすことが出来れば、距離が伸びても全く問題はないと思います。来年のクラシックが楽しみです。
2着 ①クリノガウディー
こちらも好スタートから先団に取り付き、勝馬を外目に見るようなポジションで道中を追走。内でじっくり脚を溜め、直線で一気にスパートかける競馬でしたが、藤岡佑介騎手の好判断で直線ぎりぎりまで待ってから追い出した形。もしこうしていなかったら。。。後の祭りでしたでしょうね。。。
見た感じ阪神は得意そうで、左回りより右回りの方が上手く走れているようなかんじもしました。
3着②グランアレグリア
初の内枠で揉まれた、初の関西輸送だった、左回りが合わなかった、伸びない内に入ってしまったetc.いろいろ原因はあるのでしょうけど、まあそれら全部あるのかなと思います。まだまだ2歳で成長途上ですし、来年牝馬クラシックに進むのであれば当然無視できない存在でしょう。新馬戦、前走の衝撃をもう一度見たいです。
そして、次走狙いたい馬は
4着⑭ファンタジスト
個人的に昨年のタワーオブロンドンのようなイメージがあって、来ても3着だろうなとは思っていましたが、上りの脚もしっかり使えていたし、マイルでもなんとかやっていけるかなという印象は受けました。来年以降の短距離~マイル路線では中心になるでしょうし、スプリンターズステークス辺りでファインニードルとどれくらいやれるか見てみたいなと思います。
6着⑮エメラルファイト
今回メンバー最速の上がり3F33.5。少々出負けして鞍上ビュイック騎手も腹をくくって後方からの競馬に徹したように見て取れました。気性面でもまだ幼く、4コーナーでは大きく膨らんでしまっていたのでまだまだ伸び代は十分。能力は高いものを持っていると思うので、マイル重賞でもう一度狙ってみたいです。
今回は800mのラップ予想が47秒前半だったので、完全に読み違いでした。メンバー構成やラップタイムなどもう一度分析して、有馬記念につなげたいと思います。
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